【清瀬グルメ】新規開店「麺や 虎士郎」で明太バターまぜそばを食べたら当然大正義の味だったが……【正直レビュー】

アド街ック天国の初出没に盛り上がる清瀬市ですが、ちょうどオンエアの数日前という絶好のタイミングで新たにラーメン屋がオープンしたので行ってきましたよ。

その名も「麺や 虎士郎（こじろう）」。たくさんの店が紹介されたふれあいど〜り沿いの「めんりきラーメン」跡地に誕生しました。まああと数ヶ月早かったらもしかしたらアド街で紹介される世界線もあったかもしれないわけだし、持ってないといえば持ってないのか。

なにやらこちらのお店は海鮮居酒屋だったオーナーがラーメン好きをこじらせ、地元でラーメン屋を始めたというバックグラウンドがあるようです。

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店内になぜか別の店舗の名前が書かれたサインが飾られていると思ったら、そんな理由があったのか。

まあ気持ちはわからないでもないけど、逆に怪しく思えてしまう気が……。しかも3枚中2枚が同じ人のサインなのでは？？

「麺や 虎士郎」のメニュー

さてさて気を取り直して注文だ。ところが「麺や 虎士郎」はメニューがいっぱい。こりゃあすげえや。

煮干ラーメン・つけめん、牡蠣ラーメン・つけめん、豚そば、濃厚担々麺、家系ラーメン、明太バターまぜそば、台湾まぜそばなどなど、相当なユーティリティープレイヤーです。（オープン時点ではつけめんはまだ準備中だった模様）

とりあえず僕はこういう場合は先頭にあるメニュー（煮干ラーメン）が看板メニューだと解釈するんですけど、煮干ラーメンだとどうしてもここから徒歩2分ほど先の「和凡」と比べちゃう。

台湾まぜそばだってやっぱり「そうすけ」のイメージが強いし、専門店じゃない家系ラーメンを最初に食べるのも違う気がするし、牡蠣ラーメンも推してそうだけどまだ信用していない店で牡蠣を食べるのは怖いしな……。（最近低温調理の鶏チャーシューのラーメン屋が食中毒起こしてたし、初見の飲食店を信用しすぎるのは危ないですよ）

なんてことをいろいろ考えた末、初回は清瀬のほかのラーメン屋では食べられない「明太バターまぜそば」を食べることに決定！　食券機に向かって悩んでいる間に少し列ができてしまった気がするよ。メニューの多い店と食券機は相性が悪いですな。松屋じゃないんだから……。

明太バターまぜそば（880円）

というわけで注文して10分後くらいでしょうか。「明太バターまぜそば」がカウンター越しに出没しましたよ。

ハハーッ！　こんなのもう大正義！　マズく作るほうが難しいやつでしょ！！

麺を覆い隠すようにネギ、水菜、魚粉、卵黄、刻み海苔、バター、明太子が盛り付けられています。明太子とバターと卵黄だけだとパスタっぽくなっちゃいそうだけど、そこに魚粉やネギが入ることでまぜそばの世界に引きずり込んでいる感じですな。

こいつをよーくかき混ぜていただきます！

ズルズル！ ズズズゥーーーッ！　ズルズルリ！！

うん、想像通りにいい味！　丼の底に潜んでいたタレと明太子の味が見事にマッチ。もっちりとした麺にたっぷり絡む濃厚な味わいです。

しかし……！！

なんと、このバターが最後まで溶けなかったんだよな。驚くほど麺の温度がぬるかった……。

味自体はいいのにものすごくもったいないし、麺がぬるいとまぜそばを食べていても気分が高揚してこないんだなあと実感。麺のコシや食感、小麦の風味、タレの味、具材の種類などなど、まぜそばの美味しさを構成する要素はたくさんあるけど、一番大切なのは温度なんだなと思い知らされてしまいましたよ……。

ただ、味を変えるのは大変だしセンスにも委ねられるところだけど、アツアツで提供するだけなら簡単に改善できるはず。注文するときに「前回は麺が冷めてたんでアツアツでお願いします」と伝えることもできますしね。なんならラーメンを頼めば冷めるリスクも低くなるでしょうし。

ただのバッシングにならぬよう再度書きますが、味はいい。オープン直後でまだうまく回っていないところもあるんでしょうし、改善されることを期待してまた近いうちに食べに行ってみようかと思いまーす。ごちそうさまでした！

店舗情報

麺や 虎士郎
住所：　東京都清瀬市松山1-15-3
営業時間：　11時半〜14時半／17時〜22時半

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